歴史学コース
前田 英之准教授
平安時代～鎌倉時代の荘園制について研究しています。目下のところ、中世が形作られた院政期に産声を上げた荘園制が、鎌倉幕府の成立をうけてどのように社会に定着していったか―に関心があります。寺院や神社に伝わる古文書や貴族が記した日記を分析して、中世社会の実像に迫ろうと試みています。
| 所属 | 研究院人文科学系 人文社会学領域 |
|---|---|
| 学位 | 博士（文学） |
| 研究分野 | 日本中世史 |
| 担当経験のある科目（授業） | 日本史特論
日本中世史演習 演習指導 |
| 学科・コース |
歴史学コース |
| 担当課程 | 博士前期課程 |
| 研究内容の詳細 | 日本中世史、特に平安後期～鎌倉期の荘園制について専攻してきました。特に、①平家政権の成立が荘園制の定着に与えた影響、②領域型荘園の内部構造、③荘園制の地域差、について解明することを中心に研究を進めています。 |
| 指導可能分野 | 日本中世史 |
| これまでに指導した 修士論文題目 |
以仁王『挙兵』再考 |
| キーワード | 日本中世史、荘園制、平家 |
| 受験生へのメッセージ | ゼミ生には、研究史と真摯に向き合うこと、史料を精緻に分析することに重きを置いて、研究に取り組んでもらっています（私自身の自戒も込めて）。奈良の落ち着いた環境で研究を進めたい方をお待ちしています。 |